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誤食にご注意

今日は朝から誤食の症例が続けて2件来ています。

ボタン電池を食べたミニチュア・ピンシャーと
denchi.jpg

マスクの紐を食べた猫です。
masuku.jpg

ボタン電池ははっきり写っていますが

マスクの紐はゴムなので写らないです。


ボタン電池の誤食はすごく怖いというイメージですが

実際はどうなのでしょう。

日本小児外科学会のHPに以下のような記述がありました。

最近多用されているリチウム電池は放電能力が高く,電池の寿命がきれるまで一定の電圧を維持する特性があります.このため誤って飲み込んだ時は消化管の中で放電し,電気分解によりマイナス側にアルカリ性の液体を作ってしまいます。アルカリ電池のように金属被膜の腐食によって電池の内容が流出するのではなく,電池の外側にアルカリ性液が生成されるわけです。金属被膜の腐食には時間がかかりますが,放電によって危険な液体ができるため,リチウム電池では30分から1時間という非常に短時間でも消化管の壁に潰瘍を作ってしまうことが報告されています。

使い切って放電してしまった電池ではこのような早期の危険はありません。しかし,食道に留まっていると圧迫による穿孔を来すこともあるのでやはり取り出す必要があります。胃の中に落ちている時は,使い切っていることがはっきりしていれば自然に便と一緒に出るのを待ちますが,新しいものか古いものかはっきりしないときは取り出したほうが安全です。




つまり、まだ使えるボタン電池はやばい。

かなりやばい。

1時間以内に取り出さないと胃に穴が開く恐れがあるということです。

誤食は気を付けていれば防げる病気の一つです。

ペットに変なものを食べさせないようにしましょう。






追記

内視鏡で無事に取れました

P2100448.jpg

P2100449.jpg

マイナス側にアルカリ性の液体ができるとのことでしたが

たしかにマイナス極が変性していました。

おそろしい。。。
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阪南市のまつおか動物病院の院長以下スタッフがつづる病院日誌です。

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