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JAHAセミナー 二日目

今日も今日とてセミナーに行っております。

勉強の話なんか書くなと言われておりますが(主に院長に)

それ以外にネタもないので仕方ないのです。




さ~て、二日目の講義内容は?

谷口です。

長年使っていた家のパソコンの動きがもっさりしてきたので

思い切って買い換えることにしました。

ずっとデスクトップ派だったんですが、ノートパソコンにしてみたら

意外と快適で使いやすいです。

やっぱりSSDは静かで早くていいですね。

さて、今日は

ナトリウムおよびカリウム異常の診断

電解質水分バランスが障害される内分泌疾患の管理


内分泌性高血圧および副腎腫瘤へのアプローチ

の3本です。

つらつらとまとまりなく書くので、飛ばして読んでくださいね。

じゃん・けん・ポンウフフフフ




ナトリウム、カリウムの異常を起こす病態
 高張液の喪失 → 低Na、細胞外浸透圧低下による症状
 等張液の喪失 → 浸透圧は変わらず
 純水の喪失 → 高Na、細胞外浸透圧上昇による症状
 低張液の喪失 → 中程度のNa上昇

アジソン病
 非常に非特異的な症状を示す。ストレスで状態悪化、また検査値にも影響を及ぼすので、検査前に推測でアジソン病と判断し、治療と検査を開始する(アジソン病を疑う根拠は必要)。脱水、ショックを呈しているのに徐脈になっていることがある(通常はショックだと頻脈になる)。ずっと治らない消化器症状はアジソン病を鑑別診断に入れて、ACTH刺激試験を行うべき。白血球のストレス像(リンパ球増加、好酸球増加)が見られないこともひとつの判断材料。循環血流量が低下するので高窒素血症を起こす。Na/K比 <15が目安。レントゲンで心臓の縮小、巨大食道があることも。また、コッカースパニエルでは副腎の石灰化を起こすことがある。副腎のサイズは一般的に腹背方向で3.2mm以上なら機能は正常だが、それより大きくなっているアジソン病もいた(腫瘍による破壊)。また、正常でもそれより小さいこともあった(ステロイドを投与されている犬など)。
 とにかく、しっかり検査をして最もよい推測をすることが必要。もっとも重要な鑑別診断は初期の慢性腎臓病。高窒素血症、高K、高IPがあるから。一般的にアジソン病は慢性腎臓病にくらべてBCSがあまり悪くないことが多い。
 アジソンっぽい症例が具合が悪くなってきたら、まず輸液。それから採血して一般検査とACTH刺激試験を行う。アジソン病疑いのときは30分後にpostの採血(できるだけ早くステロイドを投与したいから)。その後、ステロイドを投与。具合が悪い症例にはアジソン病を必ず鑑別診断リストに入れておくことが大切。
 10%はグルココルチコイドのみの欠乏を起こすpostのアルドステロン値を測定することで、グルココルチコイドのみの欠乏か、ミネラルコルチコイドの欠乏があるのか判断する材料となる。

高アルドステロン血症の猫
 実はわりといる。慢性腎臓病と症状が似ているので見逃されているかもしれない。高血圧、失明(高血圧による)、低K、たまに高Na、高窒素血症、虚弱などなど。診断にはアルドステロン増加とレニン減少を見つけること。ただし、今のところ猫での検査は難しい(とくにレニン測定)

副腎腫瘍で起こること
 皮質腫瘍 … クッシング症候群、アジソン病(腫瘍による副腎組織の破壊のため機能低下)、高アルドステロン血症、性ホルモン分泌、コルチゾール前駆体分泌
 髄質腫瘍 … カテコールアミン分泌

 プロジェステロン分泌性副腎腫瘍では、プロジェステロンを測定すると高値になっているが、それが下垂体性の分泌過剰なのかどうかを鑑別するすべはない。
 コルチゾール前駆体分泌腫瘍ではコルチゾールの上昇は見られないが、前駆体の17-ハイドロキシプロゲステロンが上昇する。17-ハイドロキシプロゲステロンはその他のいろいろな疾患でも上昇するため特異度はあまり高くない。

副腎の偶発腫はどうする?
 1cm以上の副腎の偶発腫が3748頭中151頭でみつかっている。
 そのうち手術を行った20頭中6頭が悪性、14頭が良性だった。
 腫瘍が大きければ大きいほど、悪性の可能性が高かった。

 手術をしないことのリスク … 転移、血管浸潤、破裂、出血の危険性がある。種々のホルモン分泌による障害が起こる。

 手術をすることのリスク
 … 罹患動物のおおくは高齢であることが多いので、手術による死亡率、合併症発生率が高い。費用もかかる。また腫瘍の中には良性であり、非常にゆっくりと拡大することがあるので、何も悪いことをしないこともある。

 他の病気を持っていることがあったり、それぞれの症例でバックグラウンドが異なるので、手術をするか否かの判断はそれぞれの症例で異なる。利点と欠点を十分に話し合って、納得がいく形で治療を開始することが大切。
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Author:まつおか動物病院
阪南市のまつおか動物病院の院長以下スタッフがつづる病院日誌です。

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