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勤務医とは?

早いもので、開業して15年になってしまいました。ここまでこれたのも一緒に働いてくれた勤務医さん、看護婦さんのおかげなんですが、最近、よく飼い主さんから先生の入れ替わりが多すぎるとお叱りを受けます。

確かにそうかもしれません。でもウチの病院はほとんどの先生は3年以上勤めてくれます。でも飼い主さんにとっては最期まで一人の先生に診て欲しいものなのかも知れません。申し訳ありません。

勤務医の先生はなぜ3年で辞めていくのか?最近はもう少し長くいて5年ぐらいいる人も多くなっているようです。
それは動物病院が給料払えんからです

動物病院の売り上げで、3人も4人も勤務医の先生をある程度の給料を払って、一生面倒見ることは出来ません。
院長が贅沢しすぎてるわけではないですよ。動物病院は高い高いといわれますが、実は安いんです。

僕も毎月1回病院へ行って、血液検査をして、糖尿の薬とバイアスピリンを1か月分もらって帰ってくるんですが、全部で約1万円です。つまり保険がなければ3万円ということです。たぶん動物病院で同じ薬と血液検査をしても1万円は行かないでしょう。ウチの病院ならせいぜい5-6千円というところでしょうか?

しかし、獣医さんもかなり飽和状態に近づいており、開業といってもそうそう簡単に場所が見つかるわけではありません。それなら動物病院がもうかるように、高度医療に力を入れていこうやないか。それでがんばって銭もうけしよう。それで勤務医も働けたら万々歳やないか。ということになってきます。

こうして獣医療費はどんどんあがり、高度医療を求める飼い主さんはどんどんお金を払うことになります。しかし、お金のない人は充分な治療を受けさせることもなく、安楽死を選択することになります。そして、高度医療をリクエストする飼い主さんは夢の治療を求めてどこまでも進む訳ですが、もちろん夢の治療などあるわけもなく、訴訟だけが増えていくことになります。

なんとかならんかなー。どうもこの業界全体が悪い流れに乗ってしまっているように感じるのはぼくだけだろうか?

多分、最終的にはアメリカのようになって、高度医療病院と、小さな病院だけがあって、ちょっと手術とかいうことになると、紹介病院へということになり、一時診療施設ではワクチンと歯石とりに精を出すということになってくるのでしょう。まあ、それはそれでいいのかなあ・・・
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Author:まつおか動物病院
阪南市のまつおか動物病院の院長以下スタッフがつづる病院日誌です。

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